省エネ改修工事の不都合な真実「ビルの屋上の粗大ごみ」

中国新聞に広島国際ホテルの
「大人様ランチ」の広告が掲載されていたので、
久々にランチに出かけた。

この広島国際ホテルには、

グリーンテクノロジーの
電力監視システム「グリモニ」が導入されている。

5年前から導入されているのだが、
調子が悪くなったので、

半年前から、
当社の2号機である「新型グリモニ」を試験導入している。

(問題があると、すぐに電話が掛ってくるので)

今のところ、問題はないようだ。

電力監視システムは、
電気の使用状況をリアルタイムで表示するが、

一番の目的は、
デマンドの監視で、

デマンドオーバーを予測して、
警報を出す。

デマンドオーバーになると、
電気の基本料が跳ね上がる。

基本料金は電力消費が少なくなる中間期も同じ金額になるので、
夏場に抑えることが電気代削減の最大のポイントだ。

だから、
「電力監視システム」は、実質7月~8月に大活躍する。

逆に言えば、
それ以外の時期は、あまり役には立たないのだ。

さて、

国際ホテルは、
最上階に回転展望レストランがある。

国際ホテル

なんとこのレストランは、回転しながら、市内中心部の景観が楽しめる。
(今年で40周年らしい。)

そこからの眺めで、気になるのは、
他のビルの屋上にあるエアコンの室外機だ。

ビルが密集している地区では、
室外機を置く場所がないので、屋上に設置される場合が多い。

しかし、設備更新の際には、
屋上の室外機の交換は非常に困難になる。

クレーン車が入る場所があれば良いが、
この状態だとほぼ難しい。

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最近では、
エレベータに入る小型の室外機もあるが、
昔の水冷式なんかだとほぼ無理。

省エネ補助金では、
既存設備の撤去費用は補助金の対象外なので、
100%自前で撤去しなければならない。

レストランから眺めてみると、

壊れて使ってない室外機がビルの屋上に
「埋め殺し」になってるものも見受けられる。

ビルは50年使えても、
電気設備は15年で更新しなければならない。

昔のビルは最初から、
そこまで考えて建てられていない建物が
多いんじゃないだろうか。

ビルの屋上の「粗大ごみ」をどうするか
難しい問題だ。

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