木質バイオマス発電は儲かるのか?

二日前に北九州市で
バイオマス発電について

福岡の産廃業者の方と打合せしたときは

 

木質バイオマス発電は買い取り価格は高いが
実際に間伐材を切り出して運搬することはコストが高く、
採算性が悪い。

日本は森林が多いが、
その多くは林道も整備されておらず。
ほとんどが利用できない。

という話をされた。

よく聞く話である。

国内では太陽光発電の買取価格が下がり、
発電事業者がバイオマス発電に参入しているのは確かだ。

多少値段が下がっても、
東南アジアから輸入された木材や、
ヤシガラ、パーム油を使って発電しても採算が合うという。

このビジネスモデルを
商社が発電事業者に売り込んでるようだ。

CO2削減の大号令のもと

再生可能エネルギーの電力を
強制的に電力会社が買い取る制度が導入された。

これからはバイオマス?

再生可能エネルギーは
エネルギーの自給率を高める

という、
もう一つの重要な目的があり、

これを輸入のバイオマスで
賄うのは本末転倒である。

ということで、

木質バイオマスは厳しい

という結論になった訳だが

昨日、
中小企業家同友会のフォーラムで

四国の事業者の話を聞くと

木質バイオマス発電を建設中である

事業性は非常に高く、融資も付いた。

とのこと、
地元の林業従事者も協力的だそうだ。

二日前に聞いた話と正反対である。

詳しいことは
実際にやっていないのでわからないが

どうも

一日6,000円の日当で食っていける地域

では、
間伐材をチップにする事業が
成り立つのかもしれない。

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