石原新太郎 新・堕落論を読んで

先週は新幹線に乗る時間が長くなり、おかげで本を4冊ぐらい読むことができた。

石原慎太郎の新・堕落論は帯びに 国難の超克へ‐痛烈なる「遺書」と書いているが、本人に衰える気配はない。
彼の日本に対する想いとその洞察は素晴らしい。
私は、現実的には不可能であろうが、彼が生きている間に、首相にしなくてはならないと強く思った。
ただ一点、核保有のことは賛成できない。
それは、兵器として人類を滅亡させるだけでなく、生態系を含めて、地球の再生を不可能にする。

この本の中で、最も印象的であったのは、石原氏がホーキング博士の公演を聞いた時のエピソードである。

宇宙の中に地球と同じような文明を持つ星は200万ほどあるが、人類がそれらの生物と出会わない理由として、
「現在の地球ほどの文明を保有してしまうと、そうした惑星は自ら正当な循環を狂わせ環境を破壊し尽くし、文明の主体者たる生物は内面的にも極めて不安定な状況をきたして、彼らの惑星は宇宙の時間の総体に比べればほとんど瞬間的に自滅してしまう」
と答えたそうだ。

今まさに、欧米の経済が衰退期に入り、インド・中国の時代が再び現れようとしている。
果たして、その時まで地球という惑星に人類が生きているかどうかは、わからない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。