地方の人口問題は地元の商工業者の活性化がすべて

先月、
日曜日の銀座をブラブラ歩いた。

東京には仕事で度々出張していたが

日曜日に外を歩くことは数年ぶりで、
銀座が歩行者天国になっていることを
初めて知った。

当然のごとく、
道路は外国からの観光客で
埋め尽くされていて、

道路の真ん中で
記念撮影している方もいた。

道の真ん中には
ビーチパラソルとチェアが置いてあり、
休憩している人も多かった。

しかし、
銀座という場所柄か、
露店で食べ物や物を売る
出店は一軒もなかった。

両サイドのビルは
高級ブランドのお店ばかりで、
買い物をする客は少ない。

今日本に来ている外国人は、
そんなにお金持ちばかりじゃない、
いわゆる中間層だ。

行列ができているのは、
ほとんどB級グルメと呼ばれる
飲食店だけだ。

昨日から
地元の広島市内では
フラワーフェスティバルが行われている。

普段人通りのあまりない

(お店はほとんどない)

平和大通りに
屋台の出店が出され、
人で溢れかえる。

このお祭りの状態を
海外の方が見たら

広島市は
とんでもないぐらい賑やかな街だ

と思われるだろう。

観光産業
インバウンドで地元が潤うには、
毎週日曜日にフェスティバルを
やるのはどうだろうか。

もちろん出店者は
地元にお店を持つ事業者に限定して、
平和大通りを歩行者天国にする。

もっとも多くの海外の観光客が訪れる
平和記念公園での
物販の販売を禁止しているので、

凍ったパインの入った酎ハイ

インバウンドビジネスで
儲けろというのは無理がある。

宮島も儲かるのは参道のお店だけ、
周辺の廿日市のお店には外国人は来ない。

そこまでやれば、
オリジナルな観光産業が栄えるだろう。

広島の地元に住む
商工業者が豊かになることが
地方活性化の最善の道だ。

しかしながら、

常態化したお祭り騒ぎは、
商店街のように事業者自らが
住んでいるからこそ苦情がでない。

平和大通りは、
現在はマンションに囲まれ
既に住宅街となっている。

今の状態では、
お祭りの時以外では不可能だ。

本家の本通り商店街は、
全国どこにでもある風景でインパクトは薄い。

やはり
都市計画は
50年がかりで
考える必要がある。

目先の対応ばかりしていると、
他の自治体の人口を奪い取る
悪の戦略になる。

私は、人口問題は
地元の企業を育て
仕事を作ることが
唯一の解決の道だと信じている。

そのために、
地域の中小企業を支援する

補助金コンサルタントを続けている。

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