空調機器の更新は中小企業等の生産性革命促進事業で

経済産業省から
今年度の補正予算である

平成29年度補正予算
「省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の
生産性革命促進事業」

の執行団体のコンペの案内がでている。

この事業は執行団体の公募があり、
その執行団体が
補助金の採択を決めて執行する。


おそらく、
応募する事業者はSIIの一者だけ

この事業も
専用のWebサイトでエントリーさせる
面倒な仕組みになると思われ

インフラを既に構築している事業者でないと
執行団体になるのは不可能だ。

公募という形をとっているが
ほぼ随意契約と同じようなものだ。

公共事業を独占する仕組みを考えるのは
経産省もSIIも天才としか言いようがない。

大手ゼネコンもこんな仕組みを考えだせば
JRリニアの談合問題のようなことはなかっただろう。

さて、今回の補助金の中身だが

工場・事業場等における既存の設備等を省エネルギー性能の高い機器又は設備に更新 するとともに、導入した設備等に係るエネルギー使用量等を系統的に整理、蓄積するた めに必要となる計測装置等を導入する事業

<想定補助対象設備>

①高効率照明
②高効率空調
③産業ヒートポンプ
④業務用給湯器
⑤高性能ボイラ
⑥高効率コージェネレーション
⑦低炭素工業炉
⑧冷凍冷蔵庫
⑨産業用モータ
⑩上記①~⑨に付随するエネルギー使用量等を計測するために必要な装置等

※具体的な基準については、経済産業省と協議の上決定する。 なお、トップランナー制度対象機器の場合、トップランナー基準以上の設備を補 助対象とする。

補助対象と補助率は

機器又は設備の購入費(設備費)の1/3

工事費は補助対象外となっている。

ほぼ、エネ合の設備単位と同じだ。

だから、申請が多いのは
上記の①高効率照明と②高効率空調
になるだろう。

気になるのは
⑩の計測装置がどんなものになるか?

グリーンテクノロジーは

環境情報の見える化技術

をキーテクノロジーにしているので
この計測については
こだわりを持ちたい。

この分野こそ、
ベンチャーが開発意欲をそそられる部分だ。

しかし、
お上が中身まで規定するのはどうかと思うぜ。
役人がイノベーションを
起こすことはできないのだから

肝心の公募の時期であるが

最短でも2月の末から
一次公募は3月中~4月中

と考えるのが順当だと思われる。

SIIが補正事業で忙しくなると
肝心の本予算の
エネルギー合理化の補助金の方は

6月ごろになりそうだ。

今年の夏に備えて
空調機器の更新をお考えの
中小企業、社会福祉法人の方は
この補助金を活用するべきじゃね。

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