ものづくり補助金採択の決め手コネクテッド・インダストリー

今年も中小企業向けの
設備投資や商品開発の補助金が出た。

意味があるのかわからないが、
毎年何かが変わり続けている。

ものづくり・商業・サービス⾼度連携促進事業
平成31年度予算案額 50.0億円(新規)

中小企業庁のHPに


平成31年度当初予算事業「ものづくり・商業・サービス高度連携促進事業」に係る事務局の募集及び同補助金の事前予告を行います
平成31年2月5日

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2019/190205mono.htm

とお知らせがあった。
この補助金は新規事業で
従来のものづくり補助金とは異なる。

事業目的は


「コネクテッド・インダストリーズ」の取組を⽇本経済の⾜腰を⽀える中⼩企 業・⼩規模事業者にも広く普及させるべく、事業者間でデータを共有・活 ⽤することで⽣産性を⾼める⾼度なプロジェクトを⽀援します。

とあり、
経産省がドイツからパクった

コネクテッド・インダストリーズ

がキーワードになっている。
経産省のホームページにも

コネクテッド・インダストリーズ税制について

一定のサイバーセキュリティ対策が講じられたデータ連携・利活用により、生産性を向上させる取組について、
それに必要となるシステムや、センサー・ロボット等の導入を支援する税制措置を平成30年6月に創設しました。

とにかく、
IoTに関する取り組みが
最優先課題とみなされており、
補助事業でも税制でも優遇される。

開発系のものづくり補助金は
補助率が2/3と高めになっているが、

グリーンテクノロジーが独自にヒアリングした
採択された事業者の情報によると

投資額が1億を超えた
とか
5千万円の設備を買って1千万円もらった

という話を聞く。
当然のことながら

補助金の上限で打ち止め
実際の補助率は1/10という場合もある。

補助率を満額貰うような
事業計画では採択は難しい。

補助金の上限をはるかに上回る
設備投資金額の申請が有利

ということかもしれない。

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