補助金は毎年ルールが変わるゲーム

皆さんこんにちは、
環境技術コンサルタントの
グリーンテクノロジー社長の森下です。

すでに仕事納めになった方も多いと思うが
私も、昨日は古い書類の廃棄に試みました。

しかし、捨てようと思うと
資料を読み込み、なかなか作業がはかどりません。

中小企業が設備投資を行う場合

補助金を活用できるかどうか

が収益の大きな違いになってくる。

銀行からの借り入れや自己資金だけで
設備を導入する場合、

とにかく安い設備で何とかしたい

と思い

中古品を買ったり、
海外から安い機械を探したり
旧タイプのバーゲン品を探したりと

なんとか
初期投資を抑えたいと考えるものだ。

しかし、そんなやり方は

安かろう悪かろう

の設備投資になりかねない。

結局は、故障したり、
うまく使えないとかの理由で
残念な投資になるかもしれない。

例えばセブンイレブンも
最初に中国製のLED照明を大量導入したが、
3年持たずに別のものに入れ替えている。

やっぱり、
国内のサポート・メンテナンス体制の
しっかりした
メーカーの製品を導入した方が良かった。

ということになり、
その意味でも初期投資を抑える
「補助金の活用」がキーになる。

既に、
来年実施されるH29年度補正予算の概要が
発表されている。

注目すべきは以下の4つの補助金だ。

中小企業向けの

1.ものづくり補助金

2.IT補助金

省エネ投資では

3.脱フロンの省エネ型自然冷媒機器

4.省エネルギー設備の導入・運用改善による
中小企業等の生産性革命促進事業

4以外は昨年度の補正予算でも実施されたが、
事業のルールが大きく変わっている。

ものづくり補助金は
上限が3,000万円から1,000万円に減額、

IT補助金は
100万円から半額の50万円に減額

いづれも、
予算額を抑えて、
採択事業者を増やそうという試みだ。

なにせ、安倍総理が

1万事業者に支援をする

と宣言ているからだろう。

昨年度は、
ものづくり補助金も採択率40%を切り、

多くの事業者が
時間とお金をかけて申請書を準備しても
徒労に終わった。

また、IT補助金の方は、
特定のベンダーが大量に同じシステムを、
補助金を餌に営業をした結果、

国のプロモーション期間(12月末)の半ばの
6月には公募が終了したという失態があった。

公募終わって宣伝はありえんだろ

そのため予算額は
100億から500億に大幅増額
このチャンスは絶対逃せない

省エネ補助金の方の(4)は
中身が見えてこないが、

専門家診断という言葉から
省エネ地域プラットフォームと連携した
取り組みになるのではないかと想像している。

いずれにしても、
過去の補正のようなバブリーな予算額ではないので、
あまり期待はできない。

自社で補助金の公募に対応できない方は
お早めに、
グリーンテクノロジーにご相談ください。

来年は、
役所の仕事もやってみようと思っています。
もちろん、
自社で営業することはないけど
昔の業界の仲間が声をかけてくれるので
黒子として頑張りますよ。‘

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です