カーボンプライシングでCO2に価値を付ける

コインチェックから大量に不正流出した
仮想通貨NEM(ネム)が犯人が不明のまま、
他の仮想通貨に換金されたそうだ。

もともと、
仮想通貨には何の保証もなく価値もない。

しかし、
人々が求めることで値段がつけられ、
換金することが可能になる。

この仮想通貨には
ブロックチェーンという技術が使われており、
取引の履歴がすべて記録される。

その技術は
二酸化炭素の削減にも活用できる。

カーボンプライシング
って知っていますか?

カーボンプライシングは、
社会の広範囲にわたる炭素の排出に対して価格を付けることにより、各主体の行動を変え、イノベーションを誘発する等の効果があり、その果たす役割は大きい。

参考
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cp/arikata/conf07/cp07_mat02.pdf

 

その代表例が排出権取引であり、
国内ではJ-クレジットと呼ばれる
CO2排出権を取引する制度である。

グリーンテクノロジーは
この国内排出権取引の制度である
J-クレジットに創設から関わっている。

先日、その発案者の一人である
環境経済株式会社の尾崎社長が
楽天の方を連れて、
広島のグリーンテクノロジーを訪ねられた。

J-クレジット制度は、
来年度から、国の予算が縮小され、
民間に委ねられるそうだ。

楽天は環境取引に参入し、

J-クレジットに
ブロックチェーン技術を導入する。

環境省がみずほ銀行に開発させた
システムには数億円が投入されたハズだが、
これは無駄になったということかもしれない。

グリーンテクノロジーの理念は

環境情報の見える化技術で
持続可能な社会の構築に貢献する

J-クレジットも見える化の技術であり
我々もこの制度の普及に貢献したい。

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