ボイラーの更新で補助金を取る必殺技

昨日はマエケンの投球に惚れ惚れしました。

3回のピンチもダブルプレーで切り抜け、
自分もテレビの前で雄叫びでした。
地元のヒーローが活躍する姿を見ると元気なります。

マエケンはカープでの登板前には
必ず平和公園の慰霊碑で、
祈りを捧げるとテレビで言ってました。

 

昨日は往復8時間の現場まで、
現地調査に出かけました。

そのお客様には、初めて訪問したのですが、
グリーンテクノロジーのホームページや
私のブログを既に読んでいただいていたので、
話の展開もスムーズでした。

その打ち合せの中で、
蒸気をつくるボイラーの更新の話がでました。

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ボイラーは燃料として、一般的には油を使います。
都市ガス、電気を使うボイラーもあります。
木屑やチップを使うバイオマスボイラーもあります。

このエネルギーの種類を変える事を燃料転換と言います。
一般的には油がいちばん安いとされています。

しかし、油は価格変動が激しく、世界の相場変動に敏感です。
ガソリンスタンドの看板を見ていたら分ると思います。
一時期レギラー160円台の時もありましたが、
今は120円台のところもあります。

その点、電気は値上げするのに国の許可が必要であり、
比較的安定した価格でした。

ところが、太陽光発電の固定買い取り制度が導入され、
電気の価格に賦課金が追加されてから、
パネルが増える度に値上げされて行く仕組みになりました。
先行しているドイツでは、一般家庭で平均5,000円以上の
値上がりになっています。

今後も、太陽光発電は、これからも増えて行く事が
確実であるため、電気代は確実に値上がりします。

補助金の観点から見ると、たとえば
環境省の補助金はCO2の削減量がポイントになります。

バイオマスボイラーはカーボンニュートラル
(実質的にCO2排出量ゼロ)なので、もっともエコです。
すなわち、補助金が貰いやすいです。

ただし、ランニングコストには補助金は出ません
その後の燃料代は長期的な観点から検討すべきです。

一般的に油から
天然ガス、電気に転換するとCO2排出量が下がります。

しかし、必ずしも、
環境に良い方法が
コスト削減とはなりません

また、補助金をもらってイニシャルを下げても、
ランニングコストが上がるのでは、長期的に損します。
(公共事業ではこのパターンが多く見受けられます)

このように、
コストの面や環境面で様々な条件により、
最適解は変わります

状況を正しく把握していくことが大切です。

ボイラーで補助金をもらう必殺技は

エコノマイザーを導入する事です。
エコノマイザーは廃熱を再利用する省エネ装置で、
熱交換と呼ばれる技術を使っています。

国は、このような先端的な技術を普及させるために、

補助金を出しているといっても過言ではありません。

 

 

参考 株式会社 ダイクレ

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