地方創生と脱炭素を両立するバイオマス産業都市

Facebookで、ミヤマクワガタの写真を載せて
「里親募集」とあったので、

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小学生の息子を連れて、
高校の同級生の高取七絵さんのところに行ってきた。

彼女は黒田藩の御用窯の高取焼宗家に嫁いでいる。
★彼女も、もちろん陶芸家です。
http://www.takatoriyakisouke.com/index.html
場所は福岡県朝倉郡の東峰村、
村と言うだけあって山奥である。

そこでは、
四百年以上前から続く技法で
高取焼を創っている。

なんと粘土も自家製で、
その元となる土を細かくするための
唐臼というマシンがあり、

それを動かすエネルギーは
再生可能エネルギーの水力である。

小川の水がシーソーになった反対側に貯まると、
重さで持ち上がり、杵を打つ仕組みだ。

江戸時代より前からやっているので、
あたりまえで、完全な自然エネルギーである。

日本の田舎は自然のエネルギーで
モノをつくる文化が残っていることに感動した。

karausu

さて、

国はバイオマスで産業化を計画する市町村を
「バイオマス産業都市」に指定している。

バイオマス

おそらく、指定を受けると、
その後の事業に補助金を受けやすくなると思われる。

(具体的な支援内容は書いていません)

バイオマス産業都市の募集から引用する。

 

我が国においては、農村部・都市部の各地域において、
木質、食品廃棄物、下水汚泥、家畜排せつ物などの豊富なバイオマスを有しており、
地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型の再生可能エネルギーの強化を図り、
地域の雇用創出や活性化につなげていくことが重要な課題となっています。
こうした状況を踏まえ、平成24年9月に関係7府省が共同で取りまとめた
バイオマス事業化戦略において、原料生産から収集・運搬、製造・利用までの
経済性が確保された一貫システムを構築し、バイオマス産業を軸とした
環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指すバイオマス産業都市の
構築を推進することとされ、平成25年度には、関係7府省が共同で16地域の
バイオマス産業都市を選定しました。
平成30年までに全国で約100地区のバイオマス産業都市の構築を目指すため、
本日より平成26年度のバイオマス産業都市の募集を行います。

 

指定を受けるためには、自治体で構想を作り、
農林水産省に提出しなければならない。

平成27年度は新たに12地域が指定されている。

広島県と山口県に一つもないのは寂しい。
(私が自治体コンサルを引退したからか・・・)

バイオマス選定地域

地球温暖化対策で脱炭素社会が求められているが、
実際にそれが可能なのは、田舎だけだ。

この事業の名前に都市とついているが、
それは不適切じゃないだろうか。
田舎の村こそバイオマスが産業になる。

太陽光発電や風力発電が注目されているが、
ヨーロッパではバイオマスが主力である。

バイオマスは、木質や廃棄物、家畜糞尿、
穀類などの様々なリソースがある。

それを熱や電気のエネルギーに変える産業を
立ち上げて事業化する構想を作る話だ。

自治体というよりも、
主体となる事業者がいないと成り立たない話である。

長くなったので、この話もつづく。

 

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