今、脱炭素経営に 取組む8の理由の話を聞いてきました。

昨日は、グリーンテクノロジーから徒歩一分の広島市西区民センターで開催された環境経営実践講習会に参加した。(ほぼ全員で)

第1部は株式会社デンソーの安全衛生環境部 部長 棚橋 昭氏によるデンソーエコビジョン2050の取組について、

デンソーの環境経営

印象に残ったのは、
デンソーはトヨタの電装の部門が分社化してできた会社なのに、昨年は環境経営のランキングでトヨタを抜いて4位になって、役員から「大丈夫か」と言われた話と、
全国の工場で緑のカーテンでゴーヤを植えていて、ゴーヤは誰もが自由にとっていいようにしていたら、イベントで保育園児に収穫させようと思っていた前日に、どっかのおっさんがリュックを担いで全部もぎっていって園児がションボリした話。

取り組み内容の本質は工場のエコ化と製品LCEの追及である。

自動車業界は100年に一度の革新の時代で、電動化と自動化がキーになっているそうだ。

会場には電動化には後ろ向きのマツダの社員の方も見えていたようだった。

第2部はエコアクション21 中央事務局長 森下 研氏による

エコアクション21で企業を発展させる

資料は入り口で配られていたが、いきなり全く違う画面が表示されて、何かの間違いかと思っていたら、なぜ脱炭素経営に取り組まなければならないかの話が前段の60分ぐらい続いて、最後にちょっとエコアクション21の説明になった。

この導入の話は、非常に面白く、これからの世の中の動向を考えさせられた。

環境認証というモノは、その意義や必要性を感じなければ、わざわざお金をかけて取得しようとは考えない。だからその取り組む理由を説明することが重要なのだ。

その時配られなかった資料のソースを発見したので、(画像クリック)

今、脱炭素経営に
取組む8の理由と
主なアクションリスト

1.ステークホルダーで脱炭素化への機運が高まっているから

2.SDGsを意識する企業が増えたから

3.サプライヤーにも脱炭素化を求める「脱炭素サークル」を 構築する企業が現れたから

4.脱炭素化商材は市場競争力が高いから

5.炭素から投資が逃げる一方で脱炭素へ投資が 向かっているから

6.再エネコストは下がり続け、再エネ投資は増え続けて いるから

7.都市が全体での脱炭素化を目指し始めたから

8.地域循環共生圏で地域の問題解決に寄与できるから

この資料は非常によくできていて、かつ 分かり易いので
是非ご覧になられたら良いと思います。

グリーンテクノロジーは10年前から
連鎖化事業所や複数の事業所を持つ企業のための環境経営システム構築のデータベースシステムである「グリーンビズ」を開発販売しています。

今回は、質疑応答の時間もあったので、
普段から疑問に思っていたことをイロイロ聞くこともできました。

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