ゆめタウンの男 山西義政 GISが出店計画に使えない理由


日曜日をInputの日と決めている。
だから、仕事のOutputもしないし、
ブログもお休みしている。

日曜日は、
刺激を受けるために、


外に出て、
人の集まるイベントに出かけるか

部屋で本を読む。

最近は商店街の本屋は消えつつあり、
商業施設の中の大型書店に行かなければ
専門書のコーナーがない。

そんな大型書店に行って、
ITと環境と経営の
コーナーを巡回するのが、私の習慣だ。

特に現役経営者の自叙伝は外せない。


いつも数冊買って帰るので、
会社と自分の部屋には、
読みかけの本が山積みになっている。

ゆめタウンの男

戦後ヤミ市から

生まれたスーパーが

年商7000億円になるまで

山西義政

プレジデント社


を読んだ。

自叙伝なので、
広島のイズミを知っている人なら一気に読める。

中盤は、
従業員の待遇改善の話や誕生日プレゼントなど
従業員向けのメッセージ的な内容が含まれて
偽善的な感じもするけど、

いずみ が イズミ になり
ゆめタウン になり

you me

になるまでの話だ。

なぜ、駅前や中心街の百貨店が斜陽になっているのに

イズミが郊外型の大型店で生き残ったのか?

広島は街の中心に古い大型のビルが現存する。

今見ると、窓も少なく、
なんだかあか抜けない建物だと思っていたら

これらは、
もとイズミのスーパーマーケットだった建物だ。

広島駅前のフタバ図書

ここは1967年オープン 3号店の広島駅前店

八丁堀のドン・キホーテ

ここがスーパーいずみ発祥の地、1号店

紙屋町のサンモール

それを他人に貸したり、
売ったりして

イズミは自動車社会を見越して、
郊外に出て行ったのだ。

時代感覚が鋭すぎる

山西さんには
成功体験に縛られない
柔軟な発想と実行力があった。

今や西日本で

イオンに対抗できる唯一の企業

九州の方は地元の企業と思われているかも

それでも
この10年

Amazonなどのネット通販の影響で
GMSという業態自体が衰退しつつある。

そんな中でも、次の戦略に打って出る
山西名誉会長の展望が最後に書いてある。

広島の商工センターのLECTが、
その小売業の未来を占う店舗らしい。

私は、かってGIS地理情報システムに没頭した時期があり、
アメリカでGISが使われているように、日本でもスーパーやコンビニの出店計画にGISが活用できるのでは と思って研究したことがあった。

※GISは対象エリアの人口やアクセスを瞬時に分析出るコンピューターの地図システム。

しかし、
結果的にそんなニーズは日本にはなかった。

出店の土地探しやその選択は

最高権力者の一番の楽しみ

であることが、
今回の山西さんの著書にも書いてある。

名誉会長になっても、
そこだけは譲れないそうだ。


同じことが、
ニトリの会長の似鳥 昭雄さんの 本にも書いてあった。

出店計画や設備投資はギャンブルのようなもの
そこは経営者の分析力とカンで勝負するしかない。

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ご興味のある方は
電話かメールでご連絡ください。

それから
経営者のための、読書会のようなものをやっているところないでしょうか?
もしなければ、自分で立ち上げようかと思っています。

経営に役立つ課題本を決めて、各自読んで、著者の意見について議論するって感じです。

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