環境省の補助金がわかりにくい四つの理由はこれだ。

朝から、
環境ビジネスについての相談があり、
長話になってしまった。

その方は鶏糞を燃料にした
バイオマス発電を検討されている。

すでに経営革新で
広島県に何度も
相談されているそうだが、

広島県が応援しても、
お金は出しませんから。

広島県は、
廃棄物のエネルギー事業には
懲りている。

以前のブログで書いた事件参照

環境省の補助金を狙いなさい

とアドバイスさせてもらった。

そして、

鶏糞は一番取り扱いが難しい

なぜなら、

一羽からの排泄量が少ないので
収集運搬にコストがかかる。

ホントはエネルギー源としては
人糞が一番いい。
なぜなら、自分でトイレに行くので
集めるのが楽なのだ。

家畜はやりっぱなしで

人間が集めて回らなければならない

そのコストを考慮しない
事業収支は意味がない。

さて、
環境省の補助金は
どれを狙えばいいのか?

環境省の補助金は
とてもわかりにくい。

環境省目次

経済産業省の補助事業は
エネルギー合理化がキーワードで

省エネ法を順守が目的で、
対象も民間事業者で分かり易い。

ところが、

環境省の補助金は、
非常に分かりにくい。

その理由はいつくもあるが、

主なものは次の四つ

(1)地方公共団体向けと
民間事業者向けの事業が混在

(2) 事業が細分化され、
それぞれが対象設備を限定している

(3)補助事業者(執行団体)と
間接補助事業者(申請者)の
公募で混乱する

(4)他の省庁との連携事業が多く、
予算額が分かりにくい

特に、(3)については、
言葉の問題だけなんだが、

補助事業者の公募の方が、
先に出るため、

ホームページを見た人から、
慌てて弊社に問合せがある。

世間の人は、

補助事業者の公募

と書いてあると、

補助金の公募が始まったと
勘違いする。

環境省から見ると、
事業をやる人は

間接補助事業者である。

しかし、
これはいつまでたっても
分かりにくい。

言葉に慣れないのだ。

執行団体と改めないと、
初めての人は必ず勘違いする。

補助事業は
一般の民間企業が
申請するのだから

役所言葉でなく、
普通の日本語でお願いしたい。

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