ようやく、令和6年度補正の経産省の省エネ診断の登録診断機関の公募が始まった。今回は「省エネお助け隊」と公募要領が一体化して、公募要領が断然読みにくくなった。また、計測器(実際には電流計がほとんど)を使って、設備ごとや配電盤ごとの電力を分析するIT診断も追加された。
ウォークスルー診断では、設備単体プランはあるが、2設備までで、それ以上は「工場・事業所全体プラン」となっている。しかも規模別に診断費用が設定された。

ここで調整費というのは登録診断機関や省エネお助け隊の事務経費のようなもので、診断を受ける事業所が払うのは「支援対象者負担額」だけである。
この事業には、大手メーカーや大企業も参加しているが、我々小規模の会社は、依頼からすぐに日程調整して診断、報告会までのスピードが勝負だと思っている。
できるだけ、ありきたりの提案にならず、ユーザーが気が付かなかった提案や削減効果の費用対効果などを提示できればと考えています。