GX(グリーントランスフォーメーション)の手段は、CO2の吸収という非効率なものを除けば、省エネ、電化、再エネの3つしか無い。
今回の補正で最も大きな変更点は、中小企業投資促進枠の場合、ヒートポンプボイラーの追加で工事費込みの1/2の補助率になったことだ。さらに工場・事業場型の申請要件の省エネ率も若干緩和された。
逆に設備単位型は予算を増やしたそうだが、省エネ率10%(設備単体での)以上となっており、モーターや変圧器などの設備の種類によっては、厳しくなったかもしれない。
それから、原油換算1,500L以下の特定工場以外の場合でも、目標・計画の策定が必要とされている。
ここは、我々環境技術のコンサルタントがお手伝いできるところじゃないだろうか。
省エネクイック診断も大きく変えられて、計測器を用いて診断するIT診断が付け加えられた。
この話は次回以降に詳しく書きたい。