R6補正の補助事業はまだか?省エネルギー投資促進の変更点?

今年は本予算の成立が遅れている。

少数与党なので、なかなか結論が出ない。高額医療費のことで、石破総理が二転三転し、衆議院で決めたことを参議院で修正し、また衆議院に戻すという。

令和7年度の本予算が決まる前に、令和6年の補正予算の事業が始まろうとしている。環境関連の国の補助事業は例年通りに執行機関が決まっている。SIIのポータルサイトにもR6補正の事業がいくつか並んでいる。しかし例年に比べスタートが遅れている。いったいいつから公募が始まるのだろう?

グリーンテクノロジーは環境技術コンサルタントとして、今年度もSIIの

省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業

の先進設備・システムの登録の支援を行った。今回の印象は「突き放す感じ」だった。昨年までは登録する設備をできるだけ増やしたいという感じだったのに、どうゆう訳なのか?

実際のところ、登録されている設備を導入しても、工場事業場全体の30%削減は不可能な設備が数多く登録されている。SIIからは「先進設備の登録」から「指定設備の登録」に変更しないかと打診があるけれど、工事費込みの2/3の補助率から、本体設備のみの1/3の補助率になるため、なかなか踏ん切りがつかない。結果、工場事業場型で2/3が狙える申請はとても少ないという結果が続いた。今年は中小企業は省エネ率7%以上で工事費込みの1/2という枠が新設されたため、応募も採択も増えると思われる。

いずれにしても、R6年度の補正であるから、3月中には公募が始まるだろう。

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