2000人の崖っぷち経営者を再生させた 社長の鬼原則

私が公共事業中心の環境コンサルタントから

十数名の仲間とともに会社を作って独立してから
ほぼ10年ぐらい経過した。

独立する前は部門長として
社員6名で1億以上の売り上げを上げ、

環境情報システムの分野では
日本で一番詳しいと自負し

自信の塊

のような存在だったと思う。

その勢いに乗せられて、
他の仲間も付いてきたのだろう。

その当時は、
日々全国の自治体を飛び回っていた。

しかし、

リーマンショックで親会社が倒産し
その子会社も経営危機に陥り

資金繰りが立ち行かなくなり

社長から、

社員を連れて独立してほしい

と話が合った。

自分自身も

50歳前には、
自分の会社を創って独立したい。

自分のアイデアで
自由に仕事をしたい

という思いもあったので、
待ってましたとばかりに、

部署の全員と契約社員、
アルバイトまで引き連れて

総勢14名で新しい会社を登記し、
事務所も借りて、翌月には引っ越した。

当然ながら、
公共事業の受注案件も多数抱えていたため

その仕事は前の会社の社員と偽り
そのまま続けていく必要もあった。

勢いで独立したけれど、
役所の仕事は、年度払いで
業務の完了した4月にしかお金が支払われない。

最初から借金でのスタートとなった。

4月に入ったお金で一年間回せるはずもなく
借金はどんどん膨れ上がった。

常に借金が増え続け、
年度末の売り上げで、一旦返す

という経営状態が続き、
自分自身も疲弊していった。

それまで、技術者で日本一になる

という目標だけに向かっていて
経営の勉強を全くしてこなかったからだ。

そして、

5年目に心筋梗塞で倒れ
その後他の病気も併発し
半年間の入院生活となる。

会社の業務は崩壊し
給料の支払いもできない状態に陥った。

復帰して戻ったときには
社員は14名から5名になっていた。

(おかげで資金繰りはなんとか)

それでも、
自分の気持ちだけは前向きで
何とか再建してがんばろう

と思っていた。

しかし

大手術と寝たきり半年の影響で
体力が元に戻らない
歩くのもやっとの状態。

デスクの横に簡易ベッドを置いて
休みながら仕事をしていた。

一番元気のないころに
出逢ったのが、
全国でブログセミナーを開催し

飛ぶ鳥を落とす勢いで
元気の塊のような男
板坂裕治郎である。

彼の姿を見て
自分も昔の勢いを取り戻しつつある。

彼の初めての本が先月出版された。

私の事務所に
打合せに来られる方に手渡そうと

50冊購入した。

まさにダイハード

死んでも死なない男

である。

全ての人が
読んで元気になる本だ。

プレゼントします。

先着50名様

2 thoughts on “2000人の崖っぷち経営者を再生させた 社長の鬼原則

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です