COOL CHOICE よりも大切なこと、温暖化対策には社会改革が必要だ

環境省は 地球温暖化対策として

COOL CHOICE

という国民運動を展開している。
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平成28年3月15日
安倍総理は、第34回地球温暖化対策推進本部を開催し、環境大臣を長とする『クール・チョイス推進チーム』を軸に国民運動を進め、低炭素型商品・サービスの利用を拡大する発言をしました。

これは、様々なアイデアの
温暖化対策を普及させるためのキャンーンだ。

その取り組みの中で、

移動の際のCO2排出量を削減するのが

smart move

そこで、
推奨されている取り組みは次の五つだ。

1.公共交通機関を利用しよう

2.自転車、徒歩を見直そう

3.自動車の利用を工夫しよう

4.長距離移動を工夫しよう

5.地域や企業の移動・交通におけるCO2削減の取組に参加しよう

きわめて、一般的で、今更感があり、
取り立てて斬新なアイデアだとも思えない。

これらの内容については、
環境省のホームペイジを参照していただきたい。

http://funtoshare.env.go.jp/smartmove/about/index.html

広島市でも「マイカー乗るまぁデー」のキャンペーをやっているが、
全く強制力がない。

市の職員や学校の先生までが
マイカー通勤しているのが実態じゃないだろうか。

その証拠に、
学校が夏休みに入ったとたんに朝の渋滞が緩和される。

地方都市と東京が同じ取組が出来るハズもなく、
また、
ジモトに自動車メーカーが存在する中で、
クルマを本気で抑制する取組はできない。

海外の大都市では、
2人以上の相乗りじゃないと
通勤時間は自動車専用道路を走れない
規制をしたりしている。

これをやれば、
クルマの数は半分になる訳だ。

この対策は、
日本の経済を支えている
「自動車会社の景気」を左右することになり、
きわめて微妙だ。

日本にはエコを推奨するには、
不可解なルールが存在している。

例えば中国で当たり前に走っている
「電動自転車」も許可されていないため、
未だに「電動アシスト自転車」だ。

それから、
一番エコなのりものである
(燃費が70km/L以上)の原付バイクでは
子供を乗せる事ができない。

なぜか、
自転車は3人乗りが許されている。

色々なしがらみがなければ、
もっと抜本的に省エネルギーな社会が作れる。

日本はエネルギー輸入国だからこそ、

世界の先頭で、
「エネルギー多消費型社会」から
「省エネルギー型社会」に移行すべきだ。

そのためには、技術だけでなく、
都市計画や社会のルールまでを見直さなければならない。

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