L2-Tech導入拡大推進事業は埋蔵金がいっぱい

トランプ大統領誕生で
TPPが先行き不透明になってしまった。

 

来年度の政府の予算は
TPPを前提とした補助金が多かったので、
どうなることやら・・・

 

私は、どちらかと言うと反グローバルリズムで
広島に全国チェーンの飲食店が進出してくるのも好まない。
旅先で、食べるものが、どこでも一緒なら風情がない。
大手が出てくると、
確実に地元のお店からバイト君がいなくなる。
時給が100円違うと人が全く集まらなくなるそうだ。

 

省エネ関係でも、
同じように、先行き不安な補助金がある。

 

平成28年度
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
(L2-Tech導入拡大推進事業) 三次公募のお知らせ

l2-01

がでた。

 

公募期間は、 11月1日(火)~11月28日(月)

 

この事業の予算は、37億円
となっていたハズだが、

これまでの1次公募で

応募2件で採択2件

二次公募では

平成28年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(L2-Tech導入拡大推進事業)について、平成28年10月3日(月)から平成28年10月21日(金)の期間で補助事業者の二次公募を行った結果、応募申請なしとなりましたので、お知らせいたします。

なんと、これまで、

採択はたったの2件。

こんな補助金みたことない。

予算は財務省から環境省に支払われているので

30数億円の埋蔵金

じゃないですか。

この事業が予算書に出たときには

省エネ業界は大きな期待をしたが、

環境省がリサイクル関連の補助金で行っているように、

ほとんど、メーカーや型式までも限定されるような
製品のみにしか補助金を出さない。

l2-02

しかも、業種も限定されいる。

こんなやり方をしたおかげで、
全く不人気な補助金となっている。

3次公募で、多少条件を緩くするようだが

このまま、応募が少ないと、
事業評価で最低点を付けられるのではないのか

せっかく、
東京所在以外の執行団体を決めて、
補助金のためのルールや書式も新たに作ったのに

全く活用できないなら、

補助金のお世話になっている
補助金申請代行業者でさえも

税金ドロボー

と叫びたくなるぞ。

予算が実行されて、
外郭団体に残っているお金は埋蔵金と呼ばれる。

補助対象製品を指定しないと
不正受給が心配なのはわかるが、

日本の省エネベンチャーが
活躍できる補助金を設計してほしい。

それが、パリ協定を守る道だ。

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