中国のメーカーからの直接購入に気をつけろ

グリーンテクノロジーに補助金の申請を依頼してきたリサイクル事業者が、中国メーカーの工場に視察に行き、その設備が必要な能力があるかどうかテストしてきた。

アリババを見ると、ありとあらゆるリサイクル関連の機器が売ってある。私も数年前におが屑を燃料化する機械を導入する事業者の代行で機器選定に携わって、現地にサンプルを持ち込んだりしたけれど、格安の設備では、ほとんど役に立たないことが判明した。カタログやHPに描いてあることは眉唾の場合が多い。

また、10年ぐらい前の話であるが、中国のメーカーの設備を購入する際に、値引きを要求したら、その値引き分の部品が欠落した見積もりが来てキャンセルしたこともあった。

今回は、事業者が現地のメーカーの工場に対象物のサンプルを持ち込んで処理可能なことを確認して、いざ注文しようと見積もりを取ったら、1.5倍の値段を提示されたという。

日本人は定価販売に慣れているが、今でも自動車や家電などは交渉次第で値引きがある。
しかし、海外では何を買うにしても、契約寸前まで価格や条件を変えてくるので、ほんとに注意が必要だ。

やっぱり、実績がある信頼できる商社を間に嚙ませた方が安心だと思う。

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