石炭会社が破綻 天然ガスの低価格化でCO2大幅削減へ

米 石炭最大手
ピーボディ・エナジーが価格下落で破綻

やっぱりシェール革命の影響らしい。

株価の動きを見ると、
シェールガスの時期とリンクしている。

5年前に10万円以上だった株価が、
今では200円になっていた。

ピーボディ・エナジー株価

ピーボディ・エナジー株価

資源エネルギー庁の
平成27年3月(一年前)の資料によると

エネルギー基本計画における火力の位置づけ

として、以下の内容が記載されている。

石炭

• 安定性・経済性に優れた重要な
ベースロード電源として再評価されており、
高効率火力発電 の有効利用等により
環境負荷を低減しつつ活用していくエネルギー源。

天然ガス

• ミドル電源の中心的役割を担う、
今後役割を拡大していく重要なエネルギー源。

石油

• 運輸・民生部門を支える
資源・原料として重要な役割を果たす一方、
ピーク電源としても一定の機 能を担う、
今後とも活用していく重要なエネルギー源。

LPガス

• ミドル電源として活用可能であり、
平時のみならず緊急時にも貢献できる分散型の
クリーンな ガ ス体のエネルギー源。

なんだか、
どれもこれも大事で、
プライオリティがない。

その上、
CO2排出量の事を
ストレートに記述していなので、
一般人には分かりにくい。

環境省資料より

環境省資料より

同じエネルギー量を取り出すのに、
石炭はCO2がたくさん出て、
天然ガスは少ない。

CO2の排出量は
石炭に比較して天然ガスは55%。

半分近くの排出量になる。

コスト的にも
天然ガスが有利になるなら、
これから劇的な変化が起こるかもしれない。

中国の発電所は、
ほとんど石炭火力なので、
これが天然ガスに変わると40%近く、
CO2が削減される。

東京電力は、
ガス発電が主流になり、
石油の発電所を廃止するらしい。

日本は、いつまでも
エネルギーミックスと言って、
八方美人になるよりも、

より、
CO2が少ないエネルギーに
シフトすべきだ。

エネルギー多消費型の事業者は、
天然ガスの低価格化に注目すべきだ。

環境と経済の両立には、
天然ガスじゃろ。

ガスのコージェネは、
これから、
ますます注目されるだろう。

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