東京で起業している友人から、
「東京以外でよく商売ができるね、仕事をするなら東京に来たほうが良いよ」
とアドバイスされる。
自分でも、広島の市場だけで省エネコンサルタントのビジネスが成り立つのかという疑問を常に持っていた。
東京だけがあたかも一つの都市国家のような様相を呈しており、あらゆる分野のニッチなビジネスが存在する。
企業のあらゆる部分をアウトソーシングするためのベンチャービジネスが存在している。
ただし、ベンチャーと言っても中身は、ほとんど人材派遣業である場合も多い。
グリーンテクノロジーは広島に存在する。
広島でビジネスを行うメリットはなんであろうか?
それは、ズバリ西日本全体をカバーできるということである。
大阪へも福岡へも二時間以内で行けるし、車で現場に行くこともできる。
今や大阪も地方都市のレベルまで落ち込んでいる。かって東京と対抗していたことが嘘のようだ。
全ては国の予算を東京で決めてしまうので、大手企業が本社を東京に移していき、政治も商売も東京一極集中になってしまったことに起因する。
今回、橋下氏が大阪都構想なるもので選挙に勝ったことで、何かの変革を期待する機運が盛り上がっている。
私はむしろ、西日本独立国構想を考えている。
首都は大阪でも京都でも良いが、東京都から分離独立しなければ、もともと豊かで暮らしやすい西日本エリアが東に富を奪われ衰退していく。
その中で、広島は地理的に中心になるだろう。
グリーンテクノロジーのグリモニは電気工事とネットワークの設定が必要である。
これは、結構シビアな技術が求められ、単純に外注できない。
当面の間、西日本エリアを商圏に、責任施工を行なっていきたいと思う。