中小企業庁のHPに
平成29年度補正予算「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」に係る事務局の募集及び同補助金の事前予告
がアップされている。
ものづくり補助金は
昨年度、採択率が40%を切って
非常に狭き門となっていたが
なんと今年は
補助予定件数は
1万件
と明記され、
中小零細企業にとって
絶対に見逃せない補助金
となっている。
補助率と対象経費も大きく変わっている。
いわゆる
上限額を小さくして
当たりを増やしている。
応募するためには
認定審査機関
(通常は取引銀行)の承認が必要なので、
最低でも
締め切りの一週間前までに
必要な書類を揃えて
事業実施計画書を
書き上げておく必要がある。
日本ではアメリカのような
ベンチャーキャピタルも少ない
投資家から金を集めて事業をする
というスキームが期待できない。
そもそも
誰もやっていない革新的なビジネスで
お金を集めても失敗の可能性も高い。
日本は伝統的に
中小零細に補助金という資金援助をして
ベンチャー企業を育成する
というスキームが主流
どこまでいっても
官僚が民間ビジネスを
コントロールしたいのだ。
それなら
我々中小企業は
そのルールの中で
ベストを尽くすしかない。
当たり前のビジネスを
より効率よく改善し、
付加価値を高めるための設備投資
そんな案件なら
狙わない手はない。
グリーンテクノロジーも
自分自身も含めて、
数件はお手伝いできそうだが
やっぱり
クライアントの状況を見るためには
近隣の案件以外は対応できない。
文章や構成力に自信のある方は
懸賞論文のつもりで
ぜひ挑戦してみましょう。
ただし、補助金を貰えるのは
設備投資の領収書が必要なので
いったん支払いができることが条件ですよ。先にお金がもらえることはありませんから
来週には公募が始まる可能性大。
すぐに、
地元の商工会議所や
商工会に相談に行くべし。