東京都知事選について、脱原発は地方選挙の争点ではないという評論家の意見が多い。
しかしながら、今の日本でこのことが最も深く悩み深い問題である事は間違いない。
何が正解なのかわからない中で、市民の多数決に答えを求めることが良いのだろうか。
このように極度に複雑で、かつ決断した結果が100年以上も先の時代にでるであろう事案に対して、安易に答えが出るものではない。
今までのエネルギー需要を予測して(それも真夏のピーク)、それに合わせて発電所を増設する電力需給計画なるものを作成していたことは、間違いであったと思う。
需要側もコントロールしながら、ベストの供給体制を構想しなければならない。
どこに制約条件があるかである。
そして、それは何よりも地球温暖化と日本経済の両立だと思う。
わたしは、新たに増やす事は必要なくても、あるものは使いながら次の手を打つべきだと思う。
省エネ設備投資をお考えの企業の方へ