一企業による多数事業所の交付決定はどうなる?

SIIの説明者は、
個別の名称を出すことを避けるため、

とても、重要な部分であっても、
非常にわかりにくい点もあった。

説明を聞く限りは、
ひとつの企業の採択数は3か所までらしい。
落選した場合は、カウントしないとのこと。

27年度エネ合では、
4事業所以上が採択されている企業が41社もあった。

そのうち、(株)ツルハは61店舗
子会社の ハーティウォンツは12店舗

(株)コスモス薬品は33店舗である。

たくさんの中小企業が不採択になっている中で、
ひとつの企業が、こんなに多く採択されている。

これが、なくなるということだろうか?

しかし、ホールディングス制の会社もあり、
これらは、別会社とみなせるのかどうか?

大きなルール改正なのだ。

具体的な事例を出してもらわないと、わからない。

昨年のA類型の補助金も「モーター駆動の機械」が
とても多く採択されたらしい。

いったいどこのメーカーだろうか?

SIIの説明会では、質問の嵐だったと昨日書いた。

しかし、
質問内容のほとんどが、
事前に公募要領を読んでいないことに起因していた。

公募要領はネットで公開されている。
PDFでダウンロード可能だ。

しかし、
未だに、会場では、印刷された資料を頂ける。
そして、会場には多くのスタッフが配置されている。

しかし、これが全て税金で行われていると思えば、
「説明は動画配信でもよかろうもん。」
と言いたくなる。

そして、200人以上の人が集まった大会場で、

質問者が、
個別の案件の質問をするのかいかがなものか?

質問時間が長すぎて、中座する人が多数であった。

本編の説明は、公募要領を読んでおけばわかることで、
説明者は、間違いやすいことを指摘していた。
(それはほとんど、※で小さな字で書かれている)

この申請作業で最も重要な仕事は

三者見積もり

である。

SIIは商談がすぐにスタートするように、

見積もりを取るための、
見積依頼仕様書の汎用フォーマットを公開している。

見積依頼仕様書

審査機関は見積もりを執拗にチェックする。
そのため、この書類が最も重要になる。

 

会場では、公募要領と
真っ赤な表紙のカラー刷りの
交付申請の手引き(一次公募用)
を頂いた。

しかし、マニュアルを詳しく分かり易く作れば、

そのボリュームがどんどん増えていく。

なので、自分で書類を作るつもりの人じゃないと、
読む気はしないだろう。

事業者の方も、メーカーの営業マンも

こんなに面倒なら、
人に頼みたいと思うかもしれない。

そんなときは、
書類作成を我々に任せてほしい。

弊社のスタッフは、
当面はこの申請業務に専念するので、
スムーズな申請ができると思う。

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