日本は30年近く、ほとんどGDPが増えていない。
失われた30年と言える。
しかし、それは地方在住者の感覚である。
一方、東京経済圏では、この30年間ほぼ間違いなく成長を実感していたと思われる。
それはなぜか、
東京が他の地方を搾取しているからである。
日本国内では、全体の市場規模が大きくならないため、企業が売り上げを伸ばすためには、営業範囲を広げるしかない。
その結果、東京の会社が地方に支店営業所を出して、地方の仕事まで受注する。
出先には、営業マンだけ、仕事を担当する技術者は、打合せの時に羽田空港から飛行機でやってくる。
そんな会社に自治体が仕事を発注するから、地方の経済は衰退する。
これを抜本的に改革するには大前研一氏が主張する道州制が望ましいのだが、
その道州制でも、今では話題にもならない。
区割り案だけで何年も議論しているじゃないか。
私は日本4分割案を提案する。
そうすれば、日本に東京と同じ、首都が4つになる。
それはズバリ
東京、札幌、福岡、沖縄 の4つである。