創業補助金に申請してはいけない理由

新たに事業を起こす者に
200万円の資金を提供する

創業・第二創業促進補助金

の二次公募が始まっている。

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交付申請期間は、

平成28年6月21日(火)~
平成28年7月20日(水)17時必着
※郵送申請のみ受付

事業の目的には、

新たに創業する者や第二創業を行う者に対して、
その創業等に要する経費の一部を助成する事業で
新たな需要や雇用の創出等を促し、
我が国経済を活性化させることを目的とします。

創業の補助金を貰った話を聞いて、

自分も起業するときは、
是非この200万の補助金に
チャレンジしよう

と思っている人は多いと思う。

しかし、この補助金
当初は予算も潤沢であったが、
毎年予算が縮小している。

数年前は200億あった予算が
今では8.5億円

そして、
今年の1次公募の採択者が
発表された。

応募総数2,866件、
採択総数136件

創業が134件で
第二創業はたったの2件

何と競争率は

21.4倍

ありえない。

実は当社も1件申請して
みごとに撃沈しました。

採択された案件のタイトルを見ると
20倍の関門を突破してきたとあって、

公共性をアピールしたものが多い。

これじゃ儲からんでしょう。

最初は年間に
6,299件も採択されて、

 創業補助金を指導するコンサルタントが
雨後の竹の子のように増えた。

国の動向で、
猫の目のように変わるのが
補助金制度。

そうは言っても、
ここまでの急激な縮小は

大失敗の証

だいたい、200万円じゃ
アルバイト2人雇ったら
3か月ぐらいでなくなってしまうでしょ。

苦労しても大した見返りじゃない。

この事業は全国に
大迷惑をかけているハズだ。

この補助金の申請書を
自力で作るのには
最低でも1週間は必要だ。

 そう考えると、
全国で、

2730件×7人 日=19,110人 日

の作業が徒労に終わったわけだ。

グリーンテクノロジーは
成功報酬型の申請代行なので
すぐこんな計算してしまいます。

実は、
この補助金を専門にして、
申請書を手伝い

採択された時点で、
報酬を取るという

コンサルタントが跋扈(ばっこ)していた。

ところが、
採択されてから事業が始まるわけで、

素人がその時点で、
放り出されたら。

最後まで報告書を作れず、
補助金を貰えなかった。

という事案が多発していた。

インチキコンサルに
報酬だけ取られた形だ。

全国で相当な苦情が
寄せられていたようだ。

説明会でもそのことを注意していた。

既に、二次募集は始まっているが、
こんなふざけた補助金に応募する奴は

あたまの悪いヤツか
よほど苦行が好きなヤツの
どっちかだ。

まともな人間は、

もう創業補助金に申請するのは
やめにしないか。

こんな可能性の低い補助金の
申請書を書く時間があったら、
商売を頑張ったほうがいいぞ。

2 thoughts on “創業補助金に申請してはいけない理由

  1. 福の神

    まったくそのとおりですね。
    わたしもたかだか4万円弱の助成金を得るために、1週間程度の時間をかけ、官公庁の書類を1000円出してそろえ、
    2か月後に見事に撃沈。
    あとから採択率を知るとなんと倍率4倍の狭き門!
    創業支援なんて長い目で見れば最初の助成金を活かして事業乗せてもらって、そのあとの事業税でリターンしっかりもらえばそれでいいとおもうんですけどね。役所はそんな計算が働かず、理想論だらけのなんちゃって公益事業の方を採択してしまうんですね。
    正直呆れてしまいました。

  2. morishita Post author

    今年の補正の「ものづくり補助金」は上限が下げられたので
    採択率は上がると思っています。
    創業補助金も法人税で返ってくるのでどんどんやればいいと思います。

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