本日、平成26年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金の公募説明会に出席した。
広島会場は国際会議場で会社の目の前、400人は入ろうかという会場に、参加者は約200人。
平成26年度から、複雑になった公募のルールを相変わらず、淡々と説明された。
貰った資料は公募要領なのに、別途説明用のパワーポイントで話をするので、どこを見てよいかわからない。
おそらく、80%以上の方が、理解不能だったのじゃないだろうか。実際2割ぐらいの観衆が途中で退場された。
経済産業省はBEMSアグリゲーターで失敗してもなお、EMSを普及させるためエネマネ事業者という制度を創った。
それを本来なら、別の補助事業にすべきところを補助率1/2で特別扱いしている。
その上、省エネ法の改正で電気需要平準化対策設備・システム導入支援も追加され、
かってないほど、複雑怪奇な補助事業となった。
最低でも、高等数学の「集合と理論」を理解していなければ、4ページ目から脱落だ。
我々は、省エネビジネスをやるためには、国が作ったルールの中でゲームを続けていくしかない。
会場では質問の時間に面白いやり取りがあった。
質問者「エネマネ事業者を探していますが、受けてくれるところがありません。どうしましょうか」
回答者「ホームページにエネマネ事業者の一覧を載せているのを知らないのですか」
質問者「全部あってみたけどダメでした」