ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金の採択者を発表

ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金

の採択者が発表された。

この補助金は経済産業省の
H27年度補正予算で実施され、

公募期間は

平成28 年2 月5 日(金)から4 月13 日(水)

審査期間に2ヶ月近くを要しての発表である。

全国の申請件数24,011件中、7,729件が採択

採択率は、32%となっている。

 

実に厳しい。

このレベルの補助金になると、

普段から、
論文や商品開発の企画書を書いたことがない、
中小企業の社長には手に負えない。

1000万円欲しさに、
思い立って申請書を書いてみても、
採択されるレベルに達しないだろう。

もちろん、
自力で採択された事業者もあるだろうが、

半分以上は、
外部の研究者やコンサルタントの
協力があったのではないだろうか?

中小企業や創業したばかりの会社の場合、
社長が技術者で一人で営業もやっている
という人は多いだろう。

そんな人が書く申請書は、
専門分野の用語がバリバリで
超マニアックなものになりがちだ。

自分がいかにこの分野に
長けているかを表現したくなるものだ。

しかし、
審査する側の団体中央会は、
事務屋の集まり。

読んでも、
意味が理解できない申請書は、
残念な結果になってしまう。

研究開発系の補助金の場合は、
自分以外の誰かに、
読んでもらうことが必須だ。

素人が読んでわかる内容で
なければならない。

ちなみにこの補助金の補助率等は

1.革新的サービス・ものづくり開発支援(補助率 2/3)
(1)一般型 補助上限額:1,000万円
中小企業が行うサービス開発・試作品開発・生産プロセス
の改善に必要な設備投資等を支援。
※複数社による共同事業は、企業数に応じて補助上限額を引上。
(共同事業の補助上限額:個社の補助上限額×5社)
(2)小規模型 補助上限額:500万円
小規模な額で行う革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を支援。
2.サービス・ものづくり高度生産性向上支援(補助率 2/3)
補助上限額:3,000万円
IoT等の技術を用いて生産性向上を図る設備投資等を支援。

今回は二次募集はありませんと宣言されていたので、

これで終了だろう。

スクリーンショット 2016-06-11 16.29.42

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2016/160606mono.htm

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