バラマキ補助金終了。SIIのサイトに予算消化のお知らせがアップされました
800億円が説明会から1ヶ月持たずの瞬殺。期待した人が多かったでしょうが、事前(公募説明会前)に準備できていた人だけが恩恵を受けたと思います。
ほとんどの方が騙された気分でしょう。
だって、準備しているうちに終了したのですから、弊社でも性能証明書待ちの案件が十件近くありました。
この補助金を考えた役人は、日本の歴史を変えたと言って良いと思います。
世に、省エネ設備補助金の存在を知らしめた功績は大きいと思います。
太陽光発電と同じく、情報に疎い人が参入しようと思ったときには、終了していました。
ゲームに参加することすらできないのが地方の事業者です。
このような、不公平なお金の使い方で、打ち出の小槌を振りまくってどうなるのか、前代未聞なので誰もわからないでしょう。
しかし確実に言える事は、国から民間企業への直接投資の時代になったという事です。
地方自治体の役割は、10年前と比べて明らかに小さくなりました。
情報システムの高度化で行政組織も単純化されて行くのだと思います。
このパラダイムシフトに気がついていない企業は生き残れないでしょう。
全国津々浦々の県庁や市役所の近くには、そこから出る仕事(お金)を求めて、様々な業種の事務所があります。
しかし、この10年間 地方自治体が出す予算は縮小される一方です。
人口が縮小するのだから、当然のことです。
では、どうすれば良いのか?
その答えを求めて、ローカルビジネスを考えていかなければならない。