この夏の電力不足を乗り切る方法

関西電力管内では15%の節電が必要らしい。
原発の再稼働についても議論されている。

夏の電力需要が増えるのは、エアコンを使うからだ。

自分が子供の頃は、エアコンはデパートの中だけだった。
江戸時代は誰もエアコンを使っていなかった。
しかし、今はエアコンが無いと死んでしまう。

どうしてそうなったのか?

3つの理由があると思う。

一つは、人間が贅沢になったこと、暑い環境では知的生産は出来ない。
勉強も能率が上がらない。だから学校は夏休みになる。
一度エアコンが当たり前の生活をすると、元には戻れない。

次に、ヒートアイランドの影響。江戸時代の地図を見ると、水路が張り巡らされている。当時は船が物流の基本だから川が無いとモノが運べなかった。
水路があれば、気温は下がり、風通しもGoodだ。高層ビルもないので風が抜ける。

最後に建物の構造。昔の日本の建物は気候風土に適した風通しの良い構造をしていた。ところが今の高層ビルはガラスと金属に覆われた温室のような構造である。これはエアコンがなければ60℃以上になって人は死んでしまう。

結論として、夏の電力不足の解決策は空調負荷(エアコンの電力)を下げるしかない。
そのためにできることは、ガラスの断熱を高めること、すなわち部屋の中の冷たい空気を外の高温から守ることである。

ガラスを複層(ペアガラス)にするかエアサンドイッチを貼り付ける。
エアサンドイッチは抜群の断熱効果があるので、空調負荷を大幅削減することができる。これにつてはグリーンテクノロジーのホームページを参考にしていただきたい。

あとは、山の中の避暑地で過ごすこどだ。
大都会ではエアコンなしでは死んでしまうけど、田舎には涼しい所が沢山ある。

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