環境省の概算要求の資料は
事業名の大枠しか掲載されていないので
温暖化対策関連の事業は
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
の中の個別の事業に
どれくらい予算がついているのかわからない
概算要求の見出しには
CO2削減ポテンシャル診断の文字はなかった。
ところが
環境省の報道発表資料に来年度の
CO2削減ポテンシャル診断推進事業
に係る補助事業者(執行団体)の募集について
というお知らせが掲載された。
予算:17.0億円
(現在、平成29年度予算案に計上されている額)
となっている。
今年の診断事業の件数は
応募件数 |
採択件数 |
1,131 |
1,047 |
大雑把に半分が診断事業で
残りがハード支援というところだろうか?
巷の噂によると
このCO2削減ポテンシャル診断推進事業を
一社で200件も実施している診断機関があるらしい、
我々は20件でも、(スタートは実質9月なので)
この2か月は現場調査に明け暮れている。
200件なら
最低でも10チーム以上が動かないと不可能だろう。
調査の予算は、
交通費などの経費を含めて補助の上限は100万円、
とても下請けにだせるような内容じゃない。
診断業務は、
省エネに関する総合的な知識と
経験がなければ対応できない。
また、
現場の経験だけでなく、
パソコンのデータ処理能力も必要だ。
技術的に高度なスキルが必要。
200件も受けた会社に
どんだけ技術者がいるのか?
そのあたりは私にも想像がつかないところだ。
執行機関の公募期間は
平成29年1月16日(月)
~平成29年2月22日(水)17時
来年は、早めに採択してもらいたいところだ。
9月スタートだと実質3か月程度ですから
なお、本公募は、平成29年度予算の成立が前提となるものです。
茨城県で診断機関をやっています(株)エナジー311の小野村と申します。
貴重な情報を有り難うございます。
20件というのも凄いですね。弊社は今年4件で、キャパとしても7月くらいから動けたとして7~8件がせいぜいです。
概算要求では「CO2削減ポテンシャル診断」の文字が見えなくてLCEPにも電話してしまいました。
ちなみにタイトルは「H30年度も継続」ですね。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
返信遅くなり申し訳ありません。
うちは全部計測アリで、フル稼働でした。
この事業で来年度の申請に必要な資料も作るというスキームです。
ポテ診の補助金は採択率が低すぎて、他も考えています。
こちらこそ、よろしくお願いします。
小野様ご指摘ありがとうございます。
今年は金額、要件ともに厳しくなりましたね。