温室効果ガス削減の決め手は「脱フロン」

原発の稼働停止で
火力発電所が復活して、

電気の
二酸化炭素排出係数は増大

その結果

日本の
温室効果ガス排出量は
増加傾向

のハズが

昨年の報告書を読むと
微増程度で、
そこまで増えていない。

その要因は

フロン及び代替フロンの
排出量が減少しているからだ。

フロン類はCO2に比べて
地球温暖化に与える影響が
とてつもなく大きい。

オゾン層を破壊しない
代替フロンでも

温暖化係数はCO2の1万倍になる。

国内の電力由来のCO2を
減らすことができない中

国は

脱フロン

を強力に推進している。

昨年、

フロン排出抑制法

というムチをふるった。

反対にアメがこちらだ。

補正予算で

10億円の予算枠であった

脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業

(一部農林水産省・経済産業省・国土交通省連携事業)

が来年度は本予算で計上され

65億円

と大幅アップされている。

予算案の63億円より増額だ。

補助範囲も

食品スーパーや
食品製造業に適用範囲が広げられた。

冷凍冷蔵倉庫に加えて、
新たに食品製造工場、
食品小売店舗において、
省エネ型自然冷媒機器の導入を補助する。

補助対象は

アンモニア、空気、二酸化炭素、水、炭化水素等、自然界に存在する物質を冷媒として使用した冷凍・冷蔵機器であって、同等の冷凍・冷蔵の能力を有するフロン類を冷媒として使用した冷凍・冷蔵機器と比較してエネルギー起源二酸化炭素の排出が少ないもの

補助率は

補助率:冷凍冷蔵倉庫…中小企業1/2以下、大企業1/3以下

食品製造工場、食品小売店舗…1/3以下

となっている。

昨年は、設備の入れ替えだけでなく

新規導入もOKであった。

おそらく、
申請が殺到すると思われ

補助率を下げても
採択数を増やす可能性もある。

いずれにしても

冷蔵冷凍庫は

エネルギー的にも負荷が大きく、

代替フロンの製品は
規制対象になっているので

この機会に
自然冷媒の冷凍機を導入すべきである。

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