昨年から神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レなどの
品質データ改ざんの発覚が続く中、今度は、大手化学メーカーの宇部興産が
23日に同様の不正を発表した。
宇部興産は顧客から要求された
品質検査を一部実施しないで、
過去の実績値を流用していたようだ。
一流の企業にこのような不正問題が
なぜ起こるのか?
原因として
二つのことが考えられる。
一つは、利益優先のため、
必要のないと思われる工程を
どんどん省いていったということ、
大企業では、
部門ごとの利益率を評価するため、
現場の裁量でコスト削減が行われていた可能性がある。
もう一つは、
競争入札やコンペでは価格だけでなく、
技術力や性能も比較されるので、
実際にはコスト面で採算が合わない製品の
性能の数値データを提示して、
受注を繋いでいたかもしれない。
どちらにしても、
提示された性能を証明できていない
という事実は変わらない。
省エネ補助金においても
トップランナー基準
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イラストいい感じ