今週もいろんな場面で
様々な方に補助金の説明をした。
省エネ設備投資の補助金は
様々な種類があって
それぞれ補助率や上限金額
補助対象要件が異なる。
みなさん
それなりに勉強されているようで
どの補助事業に出すべきか
クライアント様からも
ご意見をいただく。
もちろん誰もが
補助率が高い補助事業に申請して
より多くの補助金をもらいたい。
しかし、
補助率の高い補助事業は
そもそも競争率が高く
採択される可能性が低い
なにより、
申請要件に付帯条件が多く
その要件を満たすために
本来必要のないレベルの
環境対策が求められる。
つまり
一般的な省エネ改修ではなく
最も先進的な取り組みが求められる。
だから
設備投資の金額自体は増えてしまう。
そのことを
理解されないで、
補助事業の選択をしても
結局うまくいかない。
また、
補助金の概要はご存じだが
肝心の
採択事例を調べていない。
昨年も条件だけ見ると
L2-Tech(先導的低炭素技術)導入拡大推進事業
が補助率2/3と破格であったが
申請要件が厳しく
去年の採択はわずか2件
申請することすら難しいのだ。
そのため、
この事業は予算が激減している。
環境省
平成29年度予算案:6.8億円
(平成29年度概算要求35億円、平成28年度40億円)
なんと
執行団体の北海道環境財団の
サイトからも情報が消えている。
参考
L2-Tech導入拡大推進事業は埋蔵金がいっぱい
http://wp.me/psJQ5-183