岡山県の省エネ補助金が公募開始から、わずか1時間半で15億円の予算をオーバー
ホームページの情報によると
第二期の公募要領をアップしたのが10月14日
申請マニュアルをアップしたのが10月16日
公募開始が10月28日の9時
応募受付終了が10月28日の10時30分
人気アーティストのチケット販売並みのスピードで終了している。
これはこの省エネ補助金の申請に、
省エネセンターの省エネ診断などの付帯条件がなかった事、
導入設備の要件が省エネ率5%と緩いこと、
LED照明器具を補助対象にしていること
など様々な要因が考えられる。
https://www.okachu.or.jp/shoene2/
しかし、それにしても公募開始と同時に電子申請で一気に終了するほどの大量の申請があったのか!
これは尋常じゃない、特定の事業者が大量の申請を行った可能性が高い。
補助率1/2で予算が15億ということは、30億円以上の申請があったということだ。
おそらく、補助率が一律1/2と高率なので、1千万以上の生産機械を多事業所に販売したのではないだろうか?
広島市でも、かってIT系の補助金でPCを補助対象にしたら、1時間ほどで公募が締め切られたという補助事業があった。このような場合は、情報を事前に知っている事業者がいないか、疑いたくもなる。
この説明をまともに受け取って準備していた事業者は惨めなもんだよ
電気代ショックに備えよ
それにしても、電気代の爆発的な値上がり、その上来年4月以降はより大きな値上げが予測される。
1970年ごろの石油ショックを彷彿させるパニックが起きるのではないだろうか?原発再稼働や新設が直ぐに実施されるわけじゃないので、しばらくは電気代の高騰は避けられない。営業時間の短縮やエネルギー大量消費の設備や事業からの撤退や一時停止を考えなければならないだろう。
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300社が見積を用意して待っていたということですか。1時間半で300社も受付ができたということですね。
コメントありがとうございます。
個別の企業ではなく、準備していた業者が一気に提出したと考えるのが普通だと思います。