電力会社は、
日本の隅々まで電気を売らなければならない。
たとえ山奥でも、離島でも
人が住んでいれば、そこに電気を送る。
それでいて、どこでも
電気代はほとんど同じ
これは、
電力会社に取って、とても不利な条件である。
例えば都市ガスは
住宅密集地のみ供給すれば良い
家が疎らな場所は、プロパンガス
だから、都市ガスの会社は、
電力会社より範囲が小さいけど
収益力は高い
油屋さんは
場所によって、値段が全く異なる。
条件によっては、倍ぐらい高い所もある。
環境省に、
離島の低炭素地域づくり推進事業
という補助金がある。
一般的に、オフグリッド
(本土と電線が繋がっていない)の離島は
大概、
ディーゼル発電で供給しているので、
CO2排出原単位が高い。
そこで、
本土と送電線で連系されていない離島における
エネルギー起源二酸化炭素排出抑制を目的として
離島の特性を踏まえた先導的な再生可能エネルギー・
省ネルギー等の導入を行う事業に補助を行う。
補助率が2/3と高い
しかし、
これを慈善事業で行う会社は無いし、
自治体がやれるほと財力もない。
どっかのお金持ちが
離島にリゾートホテルか別荘を建てて、
自分のエネルギーを作る事業しか考えられない。
もちろん、売電は補助対象外ですから。
以前、広島県の三原市の佐木島(さぎしま)を
訪ねた事があるが、そこも急激な人口減少で
とても、