古いビルがいつまでも残っている驚きの理由 morishita 2016 年 6 月 5 日 2019 年 12 月 9 日 古いビルがいつまでも残っている驚きの理由 へのコメントはまだありません 先日、設計事務所の方から、 建物を解体して、 ビルを立て直す計画があったが、 アスベストがあったので、 中止になったという話を聞いた。 アスベストの疑いがある場合、 調査会社に依頼して分析してもらう。 もしアスベストがあった場合は、 特別な処理が必要になる。 その物件の場合は、 処理費に500万の見積もりが出たそうだ。 広島市は、 解体時のアスベスト処理に 上限100万円の補助金を出している。 http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1280381307184/index.html しかし、これもあまり使われないそうで、 今回もオーナーが建て直すより、 このまま住んだ方が良いと判断されたそうだ。 このような事例は多く、 アスベストがある建物の解体は進まない。 場合によっては、 土地の値段よりアスベスト処理費の方が 高くなってしまう物件も多い。 実質的にマイナス資産になるが、 それでも不動産として流通しているそうだ。 最後は、 知らない誰かがババを引く。 エネルギー合理化などの補助金は、 既存の施設の解体や廃棄については、 補助対象外になっている。 似たようなものに、 変圧器のPCBの問題がある。 これも、PCBの処理費が莫大なため、 既存の施設がそのまま埋め殺し状態 になっている事例がある。 公的施設の有害物質の処理には 補助金が出ているが、 民間施設はまだまだの状態である。 先日、アスベストの事例で、 驚愕の解決方法を聞きました。 知りたい方は、私を飲みに誘ってください。