省エネリフォームで家賃が上げられる? 賃貸住宅における省CO2促進モデル事業 二次公募 morishita 2016 年 7 月 10 日 2019 年 12 月 9 日 省エネリフォームで家賃が上げられる? 賃貸住宅における省CO2促進モデル事業 二次公募 へのコメントはまだありません 昔からの商店街で生き残っているお店は、 実は家賃の副収入がある場合が多い。 賃貸アパートや賃貸マンションの オーナーであったり、 自社ビルの一部を 賃貸マンションにしている場合だ。 今回の補助金は、 自社ビルの一部を賃貸にしている場合は 賃貸住宅部分のみが対象になる。 この補助金は、 国交省ではなく、環境省の事業である。 とにかく環境省の事業はわかりにくい 平成28年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 の中で様々な事業が行なわれている。 そのため、 予算額や補助事業者がどこなのかも いちいち探すが難しい。 わざとわかりにくくしているんじゃなかろうか と勘ぐりたくなる。 賃貸住宅における省CO2促進モデル事業 もその中のひとつである。 執行団体は 一般社団法人 低炭素社会創出促進協会 http://lcspa.jp/offering/20160704_01 二次公募の期間は 平成28年7月4日(月)~ 平成28年7月21日(木)17時〔必着〕 となっていて、きわめて短い。 申請には、 かなり多くの資料を求められるので、 期間内に間に合う方の 当選確率は高いだろう。 だって、 そう簡単には申請できないので、 応募が少ないでしょう。 一般的な場合だと 省エネリフォームで 補助率:1/3 上限:30万円/戸 となっている。 エアコンや給湯器も対象なので、 老朽化した賃貸マンションや 賃貸アパートのリフォームに有効だ。 ただし、 省エネ設備を90万円も導入する価値のある 賃貸住宅がどれほどあるのかが疑問である。 東京など大都会で、 リフォーム後に家賃が15万円取れるなら 補助金を使う価値がある。 でも、地方じゃ厳しいでしょうね。 地方の老朽化したマンションは 生活スタイルの変化で、 昔の3DKを1LDK にリフォームする事が一般的だ。 そうしたとしても、 7〜9万円ぐらいの家賃だ。 これだと、元がとれるかどうか。 一番難しいのは 光熱費が毎月4千円安くなることが 借主に理解していただけるか ということだ。 環境省は、 省エネが進みにくい賃貸物件を なんとかしたいということだろう。 でもこれは、 光熱費込みの家賃制度 にしない限り難しいでしょうね。