今日は、広島県から船にのって某メーカーと同行営業
クライアントの空調設備等の工事の概算見積もりが、だいたい2億円とのこと、何か補助金の提案ができないかという 作戦会議であった。
そのクライアントには、某所からZEBの補助金を使って7億円の事業費の提案がされているそうだ。
7億円の3/4がZEB補助金で出るらしい
もともと2億円の予算だったのが、総事業費が7億円になってクライアントも悩んでいる。
7億の3/4が補助金なので、実質は1億7千万
その話を聞いて、
調べてみるけれど、ZEB補助金の補助率は2/3が正しい
7億の2/3が補助金で実質は葯2億3千3百万円
それにしても、
先日も別の案件で7億円のZEB補助金の事業費の話を聞いた。
ZEBの設計は非常に難しく、簡単に見積もりが出るようなものじゃない
しかも、
複数のクライアントに同じ金額の提案?
何かおかしくないだろうか
もらえる補助金の額を聞くとお客さんは振り向く、しかし必要以上のオーバースペックになるのはどうなんだろうか?
そもそも築20年以上の建物に7億円もかける必要があるのだろうか?
数々の疑問が湧いてきたが、新しい制度ができると、それを利用したビジネスが出てくるのは仕方がないこと
しかし、補助金をネタに事業費を膨らませているとしたら・・
我々は省エネコンサルタントとして、工事の仕事を請けることはないので、クライアントに対して客観的な目で提案できると信じています。