とうとうBEMSの補助金が終了することになった。
電力の見える化システム「グリモニ」を開発して、
販売が順調に進んでいる時に、この制度が始まり、とたんに売上がストップした。
それは、この補助金を受けられるBEMSアグリゲーターではないからである。
補助金を受けられる代りに、国の決めた仕様を満たす機器を使うこと
国が認めた企業だけが、その補助金を受けられる制度であった。
しかし
まったく計画通り進まず、予算を消化できなかった。
余ったお金は国庫に返すそうだ。
国は基本的なことが分かっていない。
それは、補助金があろうがなかろうが、費用対効果がないものは誰も買わないことである。
そもそも「エネルギーの見える化と制御」はやってみないと効果が計算できないギャンブルである。
そして、年間500万円の電気代を数%節約するために100万円以上の投資をする企業は希である。
この事業はデマンド監視や電気料金の仕組みを周知させることには貢献した。
でも、参加したアグリゲーターも利益を上げたわけではない。
再度、電力モニタリング事業にハンディなしで勝負しよう。