温暖化ガス排出2050年実質ゼロを宣言した真の理由は?

アメリカ大統領選挙を来週に控え、日本の総理は温室効果ガスを2050年に実質ゼロにすると所信表明演説で述べた。

アメリカの場合は、共和党か環境重視の民主党化で地球温暖化問題への取り組み姿勢は180度変わる。
オバマ大統領が約束したパリ協定も、トランプ大統領になってすぐに反故にした。日本の場合は、自民党が政権与党であり続けるので、簡単に方針を変えるわけにはいかない。

なぜ、日本は不可能と思われる目標を掲げたのか?

内閣府資料より

日本は、自国産の化石燃料は僅かであり、エネルギーの地産地消を目指すとすれば、輸入品の化石エネルギーに頼っていては実現できない。

再生可能エネルギーや原子力(これは国産と考えることもできる)を普及させることにより、海外への富の移動を少なくすることができる。

地球温暖化対策は大義名分で、真の狙いはエネルギーの自給自足と考えることはできないだろうか?

技術イノベーションにより、蓄電池が普及することにより、電気の需要が平準化されれば、発電所の能力は半分程度でも十分だ。

また、原子力発電により水素を製造貯蔵できれば、新たなエネルギー社会が生まれる。

人類の歴史は、エネルギー争奪のための戦争の歴史と言ってもいい。

自国でエネルギーを自給できれば平和な世の中になるだろう。

★江戸時代は薪をエネルギーにして全国がはげ山になったけれど、石炭でエネルギー革命が起きた。

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