デマンド監視装置で電気代を削減できるのか?

本日も、広島市の某工場から問い合わせがあり、グリーンテクノロジーの提供しているデマンド監視装置「グリモニ2」の説明に伺った。デマンド監視は単純な仕組みで省エネ提案するためには必須のツールである。
我々は、装置を売る会社ではないので、省エネに必要な最もコストパフォーマンスの良い製品を推奨・販売している。そのため、当初自社開発で行っていたデマンド監視装置も既製品の組み合わせで提供している。

デマンド監視装置とは

工場や事業場では、キュービクルと呼ばれる変圧器を自前で用意して高圧受電している。
この場合は、電気料金の仕組みは低圧の事業所と異なり、デマンド値で基本料金が決められる。

中国電力の資料がわかりやすいので下記に示す。

上記の説明ではデマンドを制御することで基本料金を抑えることができるという説明だ。デマンド制御には、警報を出すだけでなく、自動でエアコンを止めたり、照明を暗くするなどの機能を持つものがある。
しかし、工場の生産設備を自動で制御することはできないので、自動制御はビルや商業施設に適用される場合が多い。

デマンド監視装置の適正価格は?

このデマンド監視装置であるが、最もポピュラーなものは、電力会社の関連会社である保安協会が提供する

であるが、これは買取ができない。レンタルのみで月額5000円以上で、永遠に払い続けなければならない。それでも初期投資にかかる機材費、工事費が掛からないので、手軽に始められる。

次に有名なのが、日本テクノのスマートメーター

これも、月額数万円でリースする仕組みである。

いずれにしても、営業や宣伝が盛んな商品は割高な印象である。

本当にこんな金額が必要なのか?

実は、事業所内に電気主任技術者が常駐されている大きな工場の場合は、計測器をメーカーの代理店から直接購入して、自社で設置されている。その場合は、機材費のみで、月額の利用料も通信料金くらいでわずかなものなのである。高額なリース代もレンタル費用も必要ない。

グリモニ2は、グリーンテクノロジーが長年の経験でベストと思わるデマンド監視装置と通信装置を組み合わせたシステムである。基本セットは12万円、年間サポート3万円で、お客様の事業所に合わせて設計している。

グリーンテクノロジーの電力監視装置 グリモニ2

デマンド監視装置は、永遠に使い続けるものであるので、ぜひ購入することをお勧めします。

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