経済産業省は19日、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及のため電気料金に上乗せしている賦課金を2024年度は1キロワット時あたり3.49円にすると発表した。
今年4月までの過去一年間は1.40円/kWhであったのに、5月から値上がりだ。
情報化で、コンピューターが瞬時に莫大なデータから計算をすることができる時代に、賦課金の計算を一年に一回やって、それが固定されるというのも時代に合ってないと思います。
再エネ賦課金は、電力会社から電気を供給されるすべての需要家に賦課される金額なので、新聞では、一般家庭で、年間1万円の負担増と書いているが、実際、一般家庭より、電力消費量の大きな事業所の方がダメージは大きい。
賦課金を逃れる方法
賦課金を逃れる方法は、唯一「自家消費の発電」をやることしかない、一般的には自家消費型の太陽光発電を導入することであるが、燃料価格が安くなると自家発電機を導入して、ピークを抑える方法も考えられるし、ガス空調に変更して電力消費量を抑制する手段もある。
いずれにせよ、価格変動の激しいエネルギーの世界では、常にコスト削減の方法を検討すべきである。
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