SIIのサイトに
平成29年度
「エネルギー使用合理化等事業者支援事業」
のパンフレットがアップされた。
予想通り、
一昨年度の補正予算と
昨年の本予算の合体である。
大きく次の
二つのパターンに別れている。
Ⅰ.工場・事業場単位での
省エネルギー設備導入事業
II.設備単位での
省エネルギー設備導入事業
本来製造業を対象としたⅠの方は、
事業所全体の総エネルギーが
どれだけ削減されるかの
省エネ率が採択の基準になり、
分母の大きい
=エネルギー消費量の大きな工場は
計算上
省エネ率を上げることができないので、
たった1%の申請要件さえ
満たすことができない場合も多く
LED照明さえも
補助金申請することができなかった。
実際には25%以上でないと
採択されません(泣)。
だから
名前に工場がついていても
実態は
ドラッグストアーや
チェーンストアーの採択が多かった。
逆に
Ⅱの方は設備単体でもOKなので
製造業の省エネに最適だ。
中小企業の場合は
上場会社と違って
資金が潤沢にあるわけじゃないので
設備投資も
毎年少しづつ
省エネ機器の導入も
一気にはできない。
そのため
省エネ率が採択の基準
であるエネルギー合理化補助金には
採択されにくい
設備単位であれば
毎年の設備計画にそって
補助金の申請ができる。