福岡市の経済は好調なのに広島市が残念な理由

福岡市の経済が好調なことは
中国韓国からの訪日外国人が多いことも一因だ。

それに比べ、
広島市は、
アジアからの観光客が少ない。

海外からの観光客は
飛行機か船を利用して来日する。

広島市は空港まで1時間かかり、
メインの宇品港には大型客船は来ない。

博多ふ頭からは歩いて天神に行けます



空港からのアクセスを良くしなければ、
観光ビジネスは成立しない。

広島人は欧米人が多いと喜んでいるが

ほとんど
東京や大阪から新幹線で日帰りしている。

宮島や平和記念公園に来ても、
夜の繁華街は意外と少ない。


カープ人気で盛り上がっているが
ドメスティックな産業では、
広島市民は豊かになれない。

カープ関連の売り上げも
東京の会社の
利益になっていては意味がない。

広島の企業が外部から稼ぐには
宿泊の観光客を増やす必要がある。

外部からお金を稼がないと
全体のパイは大きくならない。


10年数年ぶりに訪れて驚いたのだが、
仙台も空港から仙台駅まで電車で接続されていた。



広島の場合は、
JRがドル箱の新幹線の客を奪われるのを嫌って
空港からの軌道交通ができない。


旅客業界は、航空会社、鉄道会社、バス、フェリー
それぞれが自分の利益を考えて
相互アクセスよりも囲い込みの方向に進んでいく。

高速道路のサービスエリアで
ICOCAが使えないのが典型だ。


日本のエネルギー業界も
電力、ガス、油 それぞれが
相互不可侵で仕事をしてきた。


右肩上がりの経済の時はそれで良かった。

しかし、
会社の売り上げが停滞してしまうと、
組織が崩壊する。

自由化とともに、
売り上げを維持するために、
自らの領域を広げる必要が出てきた。

電力会社がガスも石油も売る。


エネルギーはもともと
ユーティリティを売るビジネス、
目的を満たせば、エネルギー源は何でもいい。

エネルギー種別にこだわる理由はない。
これからは、

顧客にとって最適なエネルギーを
提案するコンサルタントが望まれる。

グリーンテクノロジーは
環境情報の見える化技術で
顧客のエネルギーマネジメントに貢献します。

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