環境省が制度設計した環境マネジメントシステムの認証・登録制度であるエコアクション21について、その審査員の試験制度がある。
エコアクション21が今以上に広がる事業であるかどうかも、現時点ではよくわからないけれど、少なくとも国内ではISO14001と同程度の認知はあると思われる。
我々グリーンテクノロジーは中国地方のスーパーマーケットの共同仕入れの団体である中国CGCの加盟企業のエコアクション21の取得については、そのデータ管理システムの開発で貢献させていただき「グリービズ」という環境報告書支援システムを販売することができた。
その後、エコアクション21も毎年要求事項がレベルアップするため、脱落する企業が増えてきたというのが私の認識である。
さて、このエコアクション21の審査員になるための試験を受験するためには、出願時点において、次のいずれかの資格を保有しておかなければならない。
言い換えれば、ここに出てこない資格は環境ビジネスでは価値がないということになる。
環境に関する資格として、以下の4つである。
技術士(環境、衛生工学、上下水道、経営工学、建設、農業、森林及び総合技術管理部門)
公害防止管理者
環境計量士
エネルギー管理士
この他にも、経営診断、経営相談等に関する次のいずれかの資格も有効となるけれど、わざわざこんな資格をお持ちの方がEA21 の審査員で稼ぐこともないだろう。
行政書士
公認会計士
司法書士
社会保険労務士
税理士
中小企業診断士
弁護士
この中で、半年勉強すれば取れそうなのは行政書士ぐらいか。
中小企業診断士は、試験の難しさの割には、食えない資格の代表格だろう。
2020年度のエコアクション21審査員試験の出願手続きの〆切は
8月17日
コロナのおかげで、環境法令の研修はZOOMのオンラインで開催される。
これは良かったと言えるのじゃないか?
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