補助事業の〆切は安全性より優先されるバイオマス発電所爆発

昨夜テレビを見ていたら、

山形のバイオマス発電所爆発

2019年02月06日 20時58分
TBSバイオ発電所で爆発、民家に3メートルの鉄の蓋

 6日夕方、山形県上山市にあるバイオマスエネルギーの発電所で爆発事故がありました。3メートルの鉄の蓋がおよそ100メートル吹き飛んだということです。

 6日午後4時ごろ、山形県上山市にある「山形バイオマスエネルギー」で大きな爆発が起きました。爆発の衝撃で、現場から100メートルほど離れた民家の2階に、爆発現場から飛んできたとみられる直径およそ3メートル、厚さ1センチの鉄の蓋が突き刺さったということです。


上山署によると、木のチップを使う木質バイオマス発電を手がける会社「山形バイオマスエネルギー」で設備の試運転を始めた直後、水素タンクのフタとみられる直径約3メートル、厚さ約1センチの円形の金属板が飛び、南西に100メートルほど離れた民家の2階部分にぶつかったという。衝撃で室内の物が落ち、30代の女性が首にけがをした。また、周辺の三つの会社の建物で窓ガラスが割れるなどの被害を確認した。同社は、3月末に発電事業を始める予定だったという。

朝日新聞デジタルより
該当現場と思しき地点

これだけの情報から
私が勝手に推測するには、
バイオマス発電は、経済産業省の補助金メニューにもある。

特に国の補助事業の場合、

2月中に試運転を完了して、
完了届を出さなければ、
補助金が貰えない。

今の時期は、全国いたるところで
突貫工事と試運転の真っ最中なのである。

このバイオマス発電は、
おそらく木質チップをガス化して
水素を取り出し、燃料電池に使うか?
ガスエンジンで発電するタイプだ。

結局は火力発電所と同じレベルの
安全性が求められる。

突貫工事でやるべきではない。

補助事業やFITの場合は
〆切が最優先になり、
安全性がおろそかになる懸念がある。

専門の報道機関には
より詳しい情報を期待します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です