天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会を沿道で見た。
歴史的な寒波が来ると予報されていたので、開催も危ぶまれていた。
当日、広島市内は、そこまでの雪なく、大会は無事開催された。
スタート時はテレビで見ていた。
今年は、広島が優勝を狙えると聞いて、
自宅から10分ほど歩いて、宮島街道に応援に行った。
寒風吹きすさぶ中、
各県の代表選手が次々と猛スピードで駆け抜けた。
この駅伝は、都道府県対抗になっており、
駅伝を走る選手たちをそれぞれの県人会がサポートしている。
大会の前後で、それぞれの県人会が集まって、
出陣式や打ち上げが行われているそうだ。
同郷の結びつきは、
いまでもそれなりに存在しているのだ。
この駅伝という競技は、
メンバーの中で誰か一人でも脱落すると失格になってしまう。
だから、全員が強い信頼関係がなくてはならないし、
それぞれの役割に対する重い責任感がある。
グリーンテクノロジーも少人数ではあるが、
全員が駅伝の選手のような気持ちで働く事ができれば、
大きな仕事をすることができるだろう。
そのためには、第一に各自の体調管理である。
そして、監督が、
かっての会社は、個人競技の選手の集まりであった。
隣の人が何をしているのか関知せず、
というスタンスの社員が多かった。
それぞれが別のレースを走っていた。
エース級の社員もいたが、勝手にサポートに回る社員もいた。
当時は、売上げが欲しくて、様々な事業に手をだしていた。
3年前に自分が病気になり、
4ヶ月間ベッドの上で考えて、やる事を絞り込んだ。
そして、全員が一つのレースを走るチームを作ろうと思った。
まだ道半ばであるが、それぞれの役割をかけがえのないものと認識し、
緊張感を持てる組織でありたい。