役所仕事のプレゼンテーションコンペの極意

先週は、サラリーマン時代の繋がりで

某自治体での
プレゼンテーションコンペに参加した。

グリーンテクノロジーは協力会社の立場で
その事業のコアである
省エネ診断を担当する提案であった。

参加した理由は

自社開発のエネルギー管理システム

グリーンビズ

 

を売り込むため

このシステムは
グリーンテクノロジーが独自に開発したシステム、

役所相手のコンサルタントには真似ができない、

という自負があった。

すでに開発から10年以上が経過し、

中国地方のスーパーチェーンなど
20社以上に導入され、
使い続けていただいている実績があり、

毎年、
改良に改良を重ね続けているからだ。

プレゼンは元受けの会社が前半、
後半を私が担当する予定であった

ところが持ち時間20分のうち
自分の説明に来る前に時間切れで
プロジェクターへの接続もうまくいかず

肝心の
グリーンビズを紹介することができなかった。

そのため、
ここ二日ぐらい寝れてません(´;ω;`)

そのコンペに呼ばれた事業者は5社
(審査員の机には5冊のファイルがあった)

説明時間は1社20分

その時間内で各社の提案をアピールする

その中で、

仕事を受注できるのは1社のみ

その他の4社は、タダ働きである。

役所は公平を期すために複数の会社を指名するが
コンペの前から本命をほぼ決めている。

本命以外が逆転するためには
コンペに呼ばれた外部の審査員(大学の先生など)に
特別な高評価を得るしかない。

ここで反省のために
役所相手のコンペで大逆転する
プレゼンの極意を公開する。

プレゼン時間が20分だとすると

最初の5分は
挨拶と自分及び会社の実績を説明

疲れて寝そうな審査員に、聞く気を起させる

その後10分で提案内容の説明

ありきたりの説明はナシ、
特別な提案を二つだけ説明

残り5分は

役割分担とスケジュールの説明

プロジェクトにアサインするスタッフと
その役割分担を明確にし、
業務完了までの工程表を説明

役人が考えるのは

その業務が予算の範囲で
キチンと時間通りにできるか

これだけなんですよ。
だから、最後の
役割りと工程表が重要なんです。

結局は提案の内容は
ほとんど関係ないのかもしれません。

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